高反発or低反発マットレス？　腰痛がある人に向いているのは？

こんにちは。
 
骨盤矯正に力を入れている此花区のかすが整骨院です。
 
本日はよく聞かれる質問について書いていきます。
腰痛の患者さんから聞かれる以下の質問について書いていきます。 腰痛の原因についての質問でいかの質問をよくうけます。
 

• 布団が固いのかな？
• 布団が柔らかすぎるのかな？
• 低反発マットレス（ツルースリーパー、テンピュールなど）はいいの？
• 高反発マットレス（エアウェーブ、マニフレックスなど）はいいの？
• 高反発マットレスと低反発マットレスはどっちがいいの？

 
とよく質問を受けます。
よくTVで体圧分散などという言葉を聞いた事があると思います。
 
寝ている状態で
 
頭に約8パーセント（枕にかかる）
背中（肩甲骨付近）に約33パーセント
臀部（お尻付近）に約44パーセント
足部に約15パーセント
 
 
 
がかかっていくと言われています。
 
寝具によって上記の数値が変わってきます。 バランスが崩れてくると、
 
 

1. 寝返りが打てない （1日に20回～30回打つと言われていますが・・・）
2. 同じ姿勢で眠る事により、熱がこもりムレが発生する。
3. 熱がこもり、湿気が溜まり衛生的にも良くない。

などのデメリットが現れます。
 
 
マットの硬さと体重の関係の表がありますので載せておきます。

45kg以下	75N以下 （低反発マットレス）
〜60kg	110N〜140N前後 （高反発マットレス/少し硬め）
〜80kg	170N前後 （高反発マットレス/やや硬め）
〜100kg	200N前後 （高反発マットレス/硬め）
100kg以上	200N以上 （高反発マットレス/かなり硬め）

 
腰痛の方の場合、
 
『体重が45kg以下の人』『常に横向きやうつ伏せで寝る』
という方以外であれば高反発マットレスがおススメと言われます。
 
 
〇高反発マットレスの特徴

反発力が強く、寝た時に硬く感じる。
しっかりと体を押す力があるために、寝返りが打ちやすい
体に沿わないために、マットと体に空間ができ熱がこもりにくい。
変形が少ない為に、へたりにくい。

〇低反発マットレスの特徴
 
柔らかく、反発が少ない
身体にそい、寝心地が良いと感じる
体に沿い反発が無いために寝返りが打ちにくい。
マットが柔らかく体に沿い変形するため、へたりやすい。

 
なぜ、高反発マットレスが腰痛がある方に向くかを説明致します。
腰痛の原因として 悪姿勢（猫背）、骨盤の歪みなどがあげられます。
本来、人は夜眠る際に寝返りをうつ事により一日の活動で 生じた歪みを自分で取り除きます。
 
しかし現代の生活では、体への負担が過度にかかり、
寝返りでの自己矯正で追いつかない。
 
寝具が体をあわず、寝返りが打ちにくいことによる矯正が追いつかない。
 
妊婦さんなどからよく聞くのは、お子さんを横に寝かして、
自分が壁際に寝ていて寝返りが打てない状況で寝ている。
 
 
など様々状況により、自己矯正が行われていないことがあげられます。
 
そういった理由から悪姿勢の悪化、骨盤の歪みなどでよい寝具に寝ても 理想の体圧の分散がなされなくなってしまいます。
 
寝具に見直しにより、寝返るを自然に打てる環境を整えていただき、 当院の骨盤矯正で、良い姿勢になっていただく事で、理想の体圧分散が可能となり、矯正もスムーズになっていきます。
 
 
マットレスを変更すると、枕の高さや材質も見直しが必要となります。
マットレスを変更したら首や肩がしんどくなったと言われる方も
かなりおられます。
 
バランスが重要です。
 
姿勢が気になる方は、
 
一度当院で姿勢のチェックを受けてみて下さい。