ぎっくり腰にご注意を！！

年末の大掃除を頑張られている方が多いですね。

１年の汚れ、ほこりを綺麗にして新年を迎えたい！！
素晴らしい事ですね。

しかし、注意して頂きたい。

毎年、年末年始に。

 
「ぎっくり腰」の多い事、多い事。


何回、「明日から休みやのに～」と言ってきた事でしょう。

では、なぜ？？この時期にぎっくり腰が多いのでしょうか？

まずは、掃除の姿勢です。腰部に一番負担のかかる姿勢が
皆様もご存じのとおり、「中腰です」
お掃除はその姿勢を取ることが多いからなんです。
中腰は、腹筋の働きが働きにくくなり（腹圧が低下）前～腰椎を
支える力が低下します。よって、上体維持を後面の筋肉に依存してしまい

腰椎にかかる圧力が急激に上がります。腰椎の関節や、背筋が体を
支えれなくなると、筋肉を損傷するか、腰椎の椎間関節が捻挫するか

骨盤の仙腸関節が捻挫しやすくなります。
よって、中腰を出来るだけ避けて、下のものを取るときには、膝を曲げる。
ふき掃除をする時にも、腰を下ろす。長時間同じ姿勢を取らない。
などの、配慮をしながら掃除を頑張ってください！！

姿勢以外には。疲労の蓄積です。

普段働いている方や、主婦の方。皆さん大掃除を始める前から

年末は忙しい方が多いです。筋肉は疲労し体も歪んだ状態。
そんな状態で、大掃除を頑張る！！頑張る！！

痛めやすい状態で頑張り過ぎちゃうからなんです！！

次に冷えの状態で筋肉を急激に働かせようとしても、普段より

発揮できる力が弱くなっているので、筋肉が部分断裂をおこしてり、
関節が捻挫しやすくなるので、ストレッチ、体操をしっかりと行ってください。

忙しくてここまで終わらそう！！頑張ろう！！
と思っていると、体が興奮状態に陥っているので（交感神経優位）
体の疲労度、損傷度が感じ取りにくくなります。

作業が終わった後に、疲れがどっとでる。あちこち痛く感じる。
といった経験をした事があると思います。

大阪弁で「ぼちぼち」といい言葉があります。 休み休み、掃除してください。