ブラジルを襲った悲劇２

 
こんにちは、此花区でゆがみ・矯正治療に特化した、かすが整骨院です。

 
先週の続きをお伝えさせていただきます。

高齢者に多くみられる骨折としていわれているのが、腰椎骨折・コーレス骨折・大腿骨頸部骨折・上腕骨外科頚骨折なのです。

そこで骨折に大きく関与しているのが、皆様ご存知の骨粗鬆症なのです！！

 
その名の通りに骨の密度が減少してしまう現象で微細な力で骨折する状態であり、足をつまずき転倒すれば正常な骨密度を持つ人と比べて、骨折する確率が高いのです。

 
これらの、骨折は転倒時に引き起こされることが多いのですが、中には転倒の有無に関わらず生じてしまうものがあります。

 
それこそが先日、ネイマールを苦しめた腰椎骨折なのです。

人間のからだを支える背骨は、本来うまくストレスを分散させる構造になっていて、横から見るとＳ字状のカーブ（生理的弯曲）をして日常生活を快適に送れるようになっています。

 
ただ生理的弯曲には、構造的に負担が加わりやすい箇所が存在して、それこそが、腰椎と胸椎の移行部とよばれる所なのです。高齢者になると骨密度が減少して、カーブのきつい箇所で圧迫骨折をすることが多いので注意が必要です。

 
次回は、腰椎骨折におけるリスクと対策をお伝えしたいと思います。