オスグッドは骨盤矯正でやっつけれますか？

先日、バスケットボールをしている此花区内の高校生が、

 
「病院でオスグッドと言われました。膝が痛いのですが、なかなかよくならないので、調べて来てみました。」

 
と来院して質問をくださいました。

 

まず、オスグッドシュラッター病とは？

『一般的には、オスグッドとは、急に身長が伸びる時期に膝の痛みが出てくるもので、膝のお皿の下側に骨が隆起してくる

 
スポーツ障害です。

 
膝のお皿（膝蓋骨・しつがいこつ）は大腿四頭筋という太ももの前側の筋肉と繋がっており、その筋肉が硬くなることで膝へのストレスが増大することが原因とされます。』

 
今回。「バスケット学生からの質問は、オスグッドの症状が骨盤矯正で改善していきますか？」というものです。

 
当院の回答といたしましては、

 
「バスケッドの選手に多いのは、ジャンプやドリブルで太ももに負担が大きいからです。

オスグットの方は、ジャンプして着地の時に膝が前に出やすい傾向があります。

それは、バランスが崩れているからで、

骨盤矯正をすると症状は、かなり改善しやすくなります。」

 
しかし施術をする前に、なぜ、オスグッドが起こるかというとメカニズムを説明させてください。

 

以下のような方はオズグッドになりやすい。

• 股関節が硬い。
• 足首が硬い。
• 背中が硬い。
• 姿勢が悪い。
• 猫背である。
• 成長中のお身体である。

なぜ、上記のような方がオスグッドになりやすいのかといいますと、根本的には、、重心がずれていてバランスが悪くなって、結果太ももの筋肉に過度の負担がかかり膝にもストレスをかけているのです。

 
重心のズレや姿勢のずれは、身体の中心である骨盤の歪みから起こっているケースが多くあるので、太ももの筋肉を施術するのも大切なのですが、骨盤を整えていくことをおすすめしています。

 
 

骨盤の歪みはなぜおこるのか？

どのような感じで骨盤が歪んで全身に影響する？

 
1から順番に6まで進んでいきます。

1、例えば、利き腕が右の方は、左足に体重をかけて立つ人が多いです。
2、人の身体の股関節と骨盤の位置関係で、骨盤を突き上げるように左の骨盤が歪みます。
3、左足が短くなるので、右の骨盤は歪んで右足を長くします。よって、重心の位置がズレます。
4、重心がずれているので、背骨もS字カーブに曲がっていきます。
5、肩や腰も影響がでてきます。
6、背中や肩、首の骨も股関節もずれるので、大腿四頭筋にも悪影響がでます。

 
普段から座っているとき、猫背であり、骨盤を歪ませている場合も多くありますが、バスケット特有の左右非対称なプレイスタイルも骨盤に過度の歪みをもたらす原因になります。

 
骨盤矯正をしますと、大腿四頭筋に対する身体の歪みからくる負担がとれて、オスグッドの症状が楽になってまいります。

 
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