
コロナ禍で急増!? 「マスク頭痛」とは?
2021年3月17日(水)
- テーマ:
- 健康コラム
こんにちは!かすが整骨院です!
新型コロナウイルスの感染拡大予防のために、「マスク」を毎日着用することが当たり前になってしまいました。
実は今、この「マスク」によって引き起こされる頭痛「マスク頭痛」に悩まされる人が増えています。
「最近、原因はよく分からないけれど頭痛がして…」という人は、もしかしたら「マスク頭痛」かもしれません!
「マスク頭痛」を引き起こす3つの原因を知って、しっかりと対策をしていきましょう。
マスクを長時間着用していると、体温が36.0℃だったとしても、マスクの内側は40.0℃近くまで簡単に上がってしまいます。
長時間着けっぱなしのマスクの内側は、まさにサウナ状態。熱い空気は息苦しいので、人は自然に深呼吸をするようになります。
深呼吸は横隔膜や肋間筋などの大きな筋肉を動かすので、体が熱を生み出し、吐く息の温度も上昇します。
吐く息の温度が上がると、脳に近い口腔周囲の血流量が増え、頭蓋内血管が拡張して片頭痛につながってしまうのです。
また、これはまるでサウナの中で軽い運動をしているようなもの。体は軽い熱中症のような状態になってしまっていると考えられます。
さらに、マスクを着けたままジョギングなどの運動をすると、体温や吐く息の温度が通常以上に上昇します。
そのうえ呼吸の頻度が増える割には換気がうまく行われなくなり、より頭痛が起きやすくなるので注意しましょう。
マスクを着用していると、自分が吐いた息をまたすぐに吸うことになります。
すると結果的に二酸化炭素を多く含んだ空気を吸うことになり、脳が二酸化炭素過多の状態になってしまいます。
頭蓋の内側には、脳に酸素と栄養を供給するための血管が張り巡らされていて、絶えず脳に血液を送っています。
二酸化炭素は頭蓋内血管を最も強く拡張させる化学的因子で、この拡張が、片頭痛を引き起こしてしまうのです。
外気を遮断できる性能の良いマスクほど、二酸化炭素が豊富で酸素が少ない空気を吸うことになるので、血管が拡張し、片頭痛が起こりやすくなってしまいます。
マスクをしている間は、耳かけのゴムで両耳が固定されています。
すると、こめかみの筋肉に負荷がかかってしまうことになります。
さらにあごの筋肉や、首のほぼ中央にある胸鎖乳突筋にも強い負担がかかります。
そのうえ、マスクをしていることで表情を気にしなくなり、表情筋も使わなくなりがちになります。
表情筋を使わないことによる凝りも、胸鎖乳突筋の負担になります。
こうして、いわゆる「スマホ首」と同様の強い首コリが引き起こされてしまい、それが原因で頭痛が起きてしまうのです。
このご時世、マスクを着けないで出かけることは難しいですが、ソーシャル・ディスタンスを十分に保つことができるような場所では、少しの時間でもマスクを外すようにしましょう。
マスクを外すことで口腔周囲温度が低下し、体内の二酸化炭素濃度も急減します。
また、屋外では日傘をさすのもよい対策です。
直射日光を浴びないようにすることで頭部や顔面の温度も比較的上がりにくくなります・
また周囲の人と日傘がぶつからないように距離を取って歩くので、自然とソーシャル・ディスタンスが保ちやすくなり、マスクを外すタイミングも増やすことができます。
熱中症予防には、マスクに冷却スプレーを塗ったり、屋内では空調を通常の設定温度よりもやや低めにしたりして、体温の上昇を防ぐことも大切です。
マスクと上手に付き合いながら、「マスク頭痛」を防いでいきましょう!
新型コロナウイルスの感染拡大予防のために、「マスク」を毎日着用することが当たり前になってしまいました。
実は今、この「マスク」によって引き起こされる頭痛「マスク頭痛」に悩まされる人が増えています。
「最近、原因はよく分からないけれど頭痛がして…」という人は、もしかしたら「マスク頭痛」かもしれません!
「マスク頭痛」を引き起こす3つの原因を知って、しっかりと対策をしていきましょう。
① マスクの中はまるでサウナ!「熱中症状態」で頭痛に
マスクを長時間着用していると、体温が36.0℃だったとしても、マスクの内側は40.0℃近くまで簡単に上がってしまいます。
長時間着けっぱなしのマスクの内側は、まさにサウナ状態。熱い空気は息苦しいので、人は自然に深呼吸をするようになります。
深呼吸は横隔膜や肋間筋などの大きな筋肉を動かすので、体が熱を生み出し、吐く息の温度も上昇します。
吐く息の温度が上がると、脳に近い口腔周囲の血流量が増え、頭蓋内血管が拡張して片頭痛につながってしまうのです。
また、これはまるでサウナの中で軽い運動をしているようなもの。体は軽い熱中症のような状態になってしまっていると考えられます。
さらに、マスクを着けたままジョギングなどの運動をすると、体温や吐く息の温度が通常以上に上昇します。
そのうえ呼吸の頻度が増える割には換気がうまく行われなくなり、より頭痛が起きやすくなるので注意しましょう。
② マスクによる「二酸化炭素過多状態」が、片頭痛を引き起こす!
マスクを着用していると、自分が吐いた息をまたすぐに吸うことになります。
すると結果的に二酸化炭素を多く含んだ空気を吸うことになり、脳が二酸化炭素過多の状態になってしまいます。
頭蓋の内側には、脳に酸素と栄養を供給するための血管が張り巡らされていて、絶えず脳に血液を送っています。
二酸化炭素は頭蓋内血管を最も強く拡張させる化学的因子で、この拡張が、片頭痛を引き起こしてしまうのです。
外気を遮断できる性能の良いマスクほど、二酸化炭素が豊富で酸素が少ない空気を吸うことになるので、血管が拡張し、片頭痛が起こりやすくなってしまいます。
③ 耳かけによる「首のコリ」が、緊張型頭痛の原因に!
マスクをしている間は、耳かけのゴムで両耳が固定されています。
すると、こめかみの筋肉に負荷がかかってしまうことになります。
さらにあごの筋肉や、首のほぼ中央にある胸鎖乳突筋にも強い負担がかかります。
そのうえ、マスクをしていることで表情を気にしなくなり、表情筋も使わなくなりがちになります。
表情筋を使わないことによる凝りも、胸鎖乳突筋の負担になります。
こうして、いわゆる「スマホ首」と同様の強い首コリが引き起こされてしまい、それが原因で頭痛が起きてしまうのです。
「マスク頭痛」を防ぐためには?
このご時世、マスクを着けないで出かけることは難しいですが、ソーシャル・ディスタンスを十分に保つことができるような場所では、少しの時間でもマスクを外すようにしましょう。
マスクを外すことで口腔周囲温度が低下し、体内の二酸化炭素濃度も急減します。
また、屋外では日傘をさすのもよい対策です。
直射日光を浴びないようにすることで頭部や顔面の温度も比較的上がりにくくなります・
また周囲の人と日傘がぶつからないように距離を取って歩くので、自然とソーシャル・ディスタンスが保ちやすくなり、マスクを外すタイミングも増やすことができます。
熱中症予防には、マスクに冷却スプレーを塗ったり、屋内では空調を通常の設定温度よりもやや低めにしたりして、体温の上昇を防ぐことも大切です。
マスクと上手に付き合いながら、「マスク頭痛」を防いでいきましょう!

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