膝の痛みと筋肉の低下について

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膝の痛みと筋肉の低下について

膝の痛みと筋肉の低下について

2020年11月2日(月)

テーマ:: 健康コラム

こんにちは。

此花区の春日出商店街にあるかすが整骨院です。

皆さん最近ロコモディブシンドロームという言葉をよく耳にすると思います。

単純に筋力低下ととられている方が多いと思います。

定義としては、人が立つ、歩く、作業するといった運動をするために必要な身体の仕組を全体を運動器といいます。運動器は骨・関節・筋肉・神経などからなり、
これらが障害されることにより立ったり歩いたりするための身体能力が低下した状態をいいます。

ロコモティブシンドロームとなっている方の中で、膝の痛みをよく訴える方がおられます。

変形性膝関節症（OA）など骨や軟骨の変形によるものや
膝周囲の筋力低下や、筋肉が硬くなり、筋肉のもつ力を十分に発揮できない為に、
歩行時に膝がかくっと抜けるような感覚になったりしっかりと動かせなくなることがあります。

ロコモティブシンドロームの簡単なテストを説明します。

40代以上の方は是非お試しください。

40cm程度の高さの椅子を用意して下さい。
この椅子に座り、胸の前で手を交差します。
片足を地面から浮かして、反対の足のみで立ち上がります

上記のテストで立ち上がれなかったりふらふらした場合、移動に必要な機能が低下しかけています。普段からウォーキングや片足立ち、水中でのウォーキングなど自分の体調に合わせて筋力の低下を防いで下さい。
上記のテストを行った方のなかで、膝に痛みがある方の場合、上記のような運動は難しいと思います。以下のような運動を試して下さい

上記の図のように寝ていただき、クッションやバスタオルなどを、膝の下に置き、膝を伸ばすようにしてタオルやクッションを潰すように圧迫します。
これを10回1セットとして数セット試してみて下さい。

これを続けることにより、筋力をつけ、膝の痛みが軽快します。

もし膝の痛みが気になるようでしたら、当院にお気軽にご相談下さい。