
膝の痛みにより、安静を続けると関節液の循環不足により軟骨細胞が死滅し歩行困難や寝たきりまで招く
2013年1月29日(火)
- テーマ:
- 健康コラム
『頭が痛い』『おなかの調子がわるい』など、体調をくずしたときは、横になったり、食事を控えたりして、安静にすることが必要です。
ところが、ひざの痛みがある場合は、安静にしすぎるとかえって症状を悪化させてしまうため、はれや熱感がひどいときをのぞけば、極力いつもどおりの生活を送りからだを動かすことを、おすすめします。
『痛いから運動はできない』 『年だから無理』と思い込んでいる人も多いようですが、実は違うのです。
膝の痛みは、変形性膝関節症からもたらされることがおおくあります。これは、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間にある軟骨(クッションの役割をはたしている)がすり減って、膝関節と周りの筋肉が炎症をおこし、関節に変形が生じてしまう病気であり膝を支える筋肉の脆弱化や体重増加によって悪化しやすいのが特徴です。
そのため、変形性膝関節症を改善するには、膝周りの筋肉アップ及び体重を減少させる必要があります。
しかし、『からだを動かしたいが痛みがあるためになかなか難しい』と
皮肉な現実があります。ですが運動を行う利点としては、膝周りの筋肉を刺激することで、膝の軟骨の強化も期待できるのです。
関節液は軟骨細胞に酸素・栄養をもたらす
では、なぜ運動行うと、膝の軟骨が強化されるのでしよう?
そもそも軟骨は、軟骨細胞から成り、なんこつを強化する際に十分な酸素と栄養を必要とします。通常、人のからだは、血管を介して血液を全身におくり込み細胞を修復します。ところが軟骨には血管がなく栄養を供給するすべを持ち合わせてはいないのです。
そこで、関節液から酸素と栄養を得て細胞の修復をおこないます。
関節液は、関節包内にあり潤滑油の役割を担い、滑膜とよばれる部位から分泌され、代謝を促し組織の回復に関与します。
しかし、関節液が勝手に軟骨細胞に分泌されるわけではありません。
軟骨は、スポンジとよく似た構造で、関節にかかる圧力の変化により、酸素や栄養を取り入れたり、老廃物や痛み成分を排出したりしています。
したがって、軟骨に適度な刺激が加わらなければ、関節液が循環せず回復に必要な酸素・栄養が軟骨に運ばれることがなく、治癒することが難しいのです。
膝が痛いからといって安静にしていると、軟骨細胞に栄養が不足して死滅していき、その結果として軟骨が少しずつ減り、膝の痛みが増加して、歩けなくなり寝たきりまで陥ることもあります。
ですから、からだを動かすことをおすすめしたいのですが、痛みが伴うため、『皆様、なかなか気がすすまない』と思いますので、次回は痛みをおさえる仕組みと、上手に運動をこなす方法を紹介させていただきます。
ところが、ひざの痛みがある場合は、安静にしすぎるとかえって症状を悪化させてしまうため、はれや熱感がひどいときをのぞけば、極力いつもどおりの生活を送りからだを動かすことを、おすすめします。
『痛いから運動はできない』 『年だから無理』と思い込んでいる人も多いようですが、実は違うのです。
膝の痛みは、変形性膝関節症からもたらされることがおおくあります。これは、大腿骨(太ももの骨)と脛骨(すねの骨)の間にある軟骨(クッションの役割をはたしている)がすり減って、膝関節と周りの筋肉が炎症をおこし、関節に変形が生じてしまう病気であり膝を支える筋肉の脆弱化や体重増加によって悪化しやすいのが特徴です。
そのため、変形性膝関節症を改善するには、膝周りの筋肉アップ及び体重を減少させる必要があります。
しかし、『からだを動かしたいが痛みがあるためになかなか難しい』と
皮肉な現実があります。ですが運動を行う利点としては、膝周りの筋肉を刺激することで、膝の軟骨の強化も期待できるのです。
関節液は軟骨細胞に酸素・栄養をもたらす
では、なぜ運動行うと、膝の軟骨が強化されるのでしよう?
そもそも軟骨は、軟骨細胞から成り、なんこつを強化する際に十分な酸素と栄養を必要とします。通常、人のからだは、血管を介して血液を全身におくり込み細胞を修復します。ところが軟骨には血管がなく栄養を供給するすべを持ち合わせてはいないのです。
そこで、関節液から酸素と栄養を得て細胞の修復をおこないます。
関節液は、関節包内にあり潤滑油の役割を担い、滑膜とよばれる部位から分泌され、代謝を促し組織の回復に関与します。
しかし、関節液が勝手に軟骨細胞に分泌されるわけではありません。
軟骨は、スポンジとよく似た構造で、関節にかかる圧力の変化により、酸素や栄養を取り入れたり、老廃物や痛み成分を排出したりしています。
したがって、軟骨に適度な刺激が加わらなければ、関節液が循環せず回復に必要な酸素・栄養が軟骨に運ばれることがなく、治癒することが難しいのです。
膝が痛いからといって安静にしていると、軟骨細胞に栄養が不足して死滅していき、その結果として軟骨が少しずつ減り、膝の痛みが増加して、歩けなくなり寝たきりまで陥ることもあります。
ですから、からだを動かすことをおすすめしたいのですが、痛みが伴うため、『皆様、なかなか気がすすまない』と思いますので、次回は痛みをおさえる仕組みと、上手に運動をこなす方法を紹介させていただきます。

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