股関節の歪みから膝にO脚がはじまり、ひざの痛みへと移行する

女性は股関節のゆがみから、膝に痛みが生じてしまう確率が男性に比べて高いといわれています。

日本人の女性は、八割近くがO脚だといわれています。なぜ女性にO脚が多いのでしょうか？

解剖学的にみて男性と比べ股関節が浅いため、関節を安定させるためには、筋肉に負担が蓄積されていきます。その結果、疲労した筋肉で股関節を支えることが、困難となり徐々に股関節自体がゆがみ始めてしまいます。また、女性は思春期以降には骨盤の靭帯を緩めるホルモンが分泌されるため骨盤が開くことにより股関節もゆがみやすい状態にさらされてしまうことから、男性とくらべて骨盤・股関節が安定されにくいのだといわれています。

更に、骨盤が開くことにより股関節が不安定になり、太ももの骨がハの字に広がり、両ひざの間が離れていき、O脚へとかたちを変化させます。するとからだは、無意識にバランスをとろうとして、ひざの内側に体重がかかるようになり、周囲の筋肉にストレスが加わることで膝関節に不安定性がうまれ、軟骨がすり減らされる事により膝の内側に炎症・変形が生じて痛みが引き起こされてしまいます。

以下のことから、体がゆがむことにより、ひざに与える影響が明確にされました。

皆様のなかで、私もからだにゆがみがあるかも？と心当たりや心配があるかたは、お気軽に、ご相談ください。