腰痛の症状と原因について

腰痛というと、中高年の症状というイメージがあるかもしれません。しかしながら、最近では若い世代でも腰痛に悩む方が増えているのです。誰にでも起こり得る腰痛なのですが、ここでは腰痛の症状と原因についてお話ししていきたいと思います。

 
・腰痛の症状について

まずは、腰痛の症状についてです。腰痛の症状というのは、文字通り、腰の痛みです。ただ、どこがどのように痛むかというのは人によって違ってきます。

具体的な腰痛の症状としては、腰が重たい、腰に痛みがある、腰に激しい痛みがある、朝起きたときや疲れたときに腰が痛い、腰からふくらはぎにかけてが痛い、腰からふくらはぎにかけてがしびれる、安静にしていると楽になる、安静にしていても腰が痛いといったものが挙げられます。腰というのはちょうど体の中間にある部位になります。言ってしまえば、体の要です。だからこそ腰痛によって、他の部位に余計な負荷をかけてしまって痛みが広がることもあります。

 
・腰痛の原因とは？

腰痛の原因はいろいろ考えられます。まず考えられるのは、姿勢です。やはりもともと姿勢の悪い方というのは腰痛を起こしやすいです。姿勢がそこまで悪くないという方でも、同じ姿勢を続けることによって腰に大きな負担をかけてしまいます。こういった姿勢から腰痛を起こしているケースはかなり多いです。

また、激しい運動や急激な動作によって腰痛が起こることもあります。普段運動をあまりしない方がいきない激しい運動をすると腰に相当な負担をかけてしまいます。さらに、重たいものを勢いよく持ち上げるといった急激な動作も腰にかなりの負担をかけます。こういった負担によって腰痛が起こることも少なくありません。

あとは、筋肉の衰えといったものも腰痛を引き起こします。実際に、腰痛に限らず年を重ねてからの体の痛みは筋肉の衰えによるものも少なくありません。腰の筋力が衰えていると、腰にかかる負担がよりいっそう大きくなります。

他にも、骨の老化によって圧迫骨折を引き起こしている可能性がありますし、内臓系の病気が腰痛を引き起こしていることもあります。腰痛の原因は本当にさまざまなので、まずは腰痛の原因をハッキリさせることが大切です。