肩こりを引きおこす原因とは?

肩こりを引き起こす原因として考えられる事は、上肢と体幹を連結する筋肉が限られていることから、基礎的な疾患が無くても肩こりという現象は起こります。

特に、長時間にわたって同じ姿勢で作業を行う場合に起こりやすい傾向があります。

また、肩こりを誘発する基礎疾患としては、胸郭出口（きょうかくでぐち）症候群や頸椎症（けいついしょう）といわれる疾患群があります。

胸郭出口症候群は、頸部から出てそこから上肢へ行く神経が、いったん頸部の筋肉間や鎖骨下などを通過しますが、この部位で神経や血管が引っ張られたり圧迫されると首、肩、腕、手などの痛みやしびれが出ます。

また肩こりが続発する事もあります。

そして頸椎の骨組織が新生し、炎症や、骨の変性が生じたり、椎間板（ついかんばん）の高さが減少すると頸椎症といわれる病態になり、頸椎部の根本で神経の根本や脊髄（せきずい）が圧迫される事があります。

もっと具体的にいうと、「無理な姿勢、悪い姿勢」足を組んだり前かがみのデスクワーク。

「肩こりを起こしやすい体型」肥満傾向である。

「心因性のストレス」日常生活での悩みや不満が強い。

「眼精疲労　目の疲れ」眼鏡やコンタクトがあわない。

長時間パソコンやゲームの画面を凝視している。

「病気」頭痛やめまい、動悸がする。

「女性特有の病気」生理異常、更年期障害、妊娠、子宮がん。

その他、冷え性、運動不足、ネックレスやイヤリングなどのアクセサリー類、歯のかみ合わせによるものなどです。

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