整体とマッサージ

整体とマッサージはいったいどこが違うのでしょうか？

まず整体とマッサージは施術目的が全く違うといえます。

整体は骨盤や背骨がゆがんでいるものを筋肉や骨格を施術によって矯正して、体調が悪いのを根本から治していこうというのが目的に行うものです。

対してマッサージは、肩こりや腰痛など、慢性的に痛みを伴っている硬化した筋肉の痛みをもみほぐしたり指圧などをして緩和することが目的に行うものです。

次にマッサージは按摩マッサージ師という国家資格を持った人が開業し、施術を行うことになっています。

この資格は認可された専門学校や大学に決められた期間通って、年に1度実施される国家試験にパスして初めて有資格者になることができます。

整体は国家資格などの資格というものがないために、民間の教育機関などで教育を受けた人が施術を行っています。

マッサージと整体の教育機関ですが、マッサージ師で3年、整体師で2～3週間とかなりの開きがあります。

これには理由があって、整体は、東洋医学の流れをくむもので、マッサージのように体系化されているものではなく、整体には施術方法の定義が存在しないからです。

よって整体院によって施術方法が違うというのが現状です。

ではマッサージのほうが資格を取って勉強してきている分、整体より良いのかというとそうではありません。

マッサージと整体では施術目的が違うため、何を目的に行くのかということで整体に行くかマッサージに行くかは決めるようにしてください。

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